清須  おもちゃ病院

「もの」の大切さを伝え知っていただく

シニアの経験や技能・技術を活かすボランティア

清須 おもちゃ病院って?

1.はじめに

おもちゃ病院とは、壊れてしまったおもちゃを修理するための場所やサービスのことです 主にボランティアの人たちが運営しており 子どもたちのおもちゃを直すことで笑顔を取り戻すことを目的としています 大好きで いつも大事にしていた 壊れたおもちゃを「清須 おもちゃ病院 ボランティアグループ」が治しています。捨ててしまう前に 一度調べてみませんか?治るかもしれませんよ。壊れた状況によっては 入院か 治らないことがありますのでご理解ください。
おもちゃ病院では、電池式のおもちゃから動くぬいぐるみまで さまざまなおもちゃの修理を受け付けています また 修理を通じて物を大切にする心を育む教育的な側面もあります。
もし興味があれば 一度のぞいてみてください 目の前でおもちゃを分解し カラクリを見ることで科学心を芽生えさせたり 創造力を養ったりすることもできますよ。
また おもちゃドクターに興味のある方もお越しくださいね。

2.清須 おもちゃ病院のご案内

・診療日 :毎月第三土曜日「午前10時~午後3時」
・診療所 :清洲総合福祉センター 2階 ボランティアルーム
・診療範囲:乳幼児~小学校低学年対象の「おもちゃ」です
 修理をお受けできないもの :エアガン AC100V直結利用するもの 骨董品 工芸的価値のあるもの
・治療費 :原則無料 ただし部品の交換時などは実費お願いします

3.清須 おもちゃ病院のあゆみ

・平成14年 9月:旧新川町 社会福祉協議会がボランティア「おもちゃドクター」の募集を開始 当初は3人で開設の準備を始めた
・平成14年11月:閉園後の幼稚園の施設を借りて おもちゃ病院の活動を開始した
・平成17年 7月:清須市社協誕生に伴い 清洲総合福祉センター ボランティアルームに活動場所を移し現在に至る

4.清須 おもちゃ病院の利用者とドクターのどちらから?

・修理依頼者の地域:清須市 名古屋市 北名古屋市 愛西市 稲沢市 あま市 一宮市 大治町 津島市など 遠くの方もご利用されています
・ドクターの出身地:清須市 稲沢市 あま市から現在15名参加しています

5.各年度別修理状況について

平成21年度からの活動状況をまとめてみました

                         
年 度 来客者数
  (家族)
修理受付数
  (個)
完治数
 (個)
不治数
 (個)
ドクター
 (平均:人/回)
平成21 37 68 60 8 4
平成22 44 61 54 7 4
平成23 57 92 82 9 4
平成24 43 71 65 6 5
平成25 73 107 76 23 6
平成26 50 83 66 17 5
平成27 90 148 113 35 6
平成28 79 141 114 31 6
平成29 92 132 109 23 7
平成30 89 139 112 27 8
令和 1 103 158 136 22 8
令和 2 85 140 128 12 8
令和 3 67 100 90 10 7
令和 4 83 113 98 15 7
令和 5 83 130 111 19 11
令和 6 91 138 122 16 11
令和 7          

特徴

  1. ボランティアによる運営:退職した技術者や工作好きな人たちが、おもちゃドクターとして活動
  2. 修理無料(または材料費程度):基本的に無料で、壊れた原因を見つけて修理してくれる
  3. 体験型の教育:子どもたちに「物を大切にする心」や「直す楽しさ」を教える場にもなっている
  4. 開催場所:市民センター、図書館、公民館、ショッピングモールなどで定期的に開催されることが多い

修理対象の例

  1. 電池式のおもちゃ(電車・車・人形など)
  2. 音が鳴るおもちゃ
  3. 壊れたプラスチックパーツの接着
  4. ぬいぐるみの縫い直し など

修理対象外

  1. 販売を目的とした修理依頼
  2. 飛び道具や玉が出るもの
  3. 安全上修理が危険な(人命にかかわる)もの
  4. AC100Vに直結するおもちゃ
  5. 骨董品、工芸的な価値のあるもの
  6. 法的に規制のあるもの

おもちゃ病院に行くときのポイント

  1. 電池式の場合は電池を入れて持っていく
  2. おもちゃの説明書やパーツがある場合は一緒に持参
  3. 修理不可能な場合もある(部品が入手できない場合など)